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あいつはねこまのわんこ系少年 そのにっ【HQ】

第25章 新学期、はじまり



『んっ…ん…』

一回自分で欲を発散したからだろうか。挿入された後も中々リエーフは達しない。
四つん這いの状態で、リズム良くゆっくり抜き刺しされれば小さく声が漏れる。

『まっ…りえーふっ、これやぁっ…!』

1人でシているのを見ていた興奮と早急に求められる喜びにぐずぐずに蕩けたソコは、リエーフの張り詰めた形をぴったり形取る。

「美優さんの中、俺の形。」

『あっ、たりまえ…なのっ…』

リエーフ以外とシたいなんて思わないし思えない。そう体が形作られてしまったから。
そのことを意識してしまえば、きゅうう、と締め付けを強める体。リエーフが息を詰めるのを聞けば、振り返り表情を覗く。

「ッ、は、美優さんのえっち。」

いつもは分けられた前髪が今日は目元を隠す。その隙間から見える瞳と目が合えば狙いを定めるように唇を湿らせ腰を持ち直した。
期待を見透かされてしまった。
ゆっくり引き抜かれた陰茎は、抜けるギリギリから奥まで一気に挿入され、背中がしなる。
最奥を押し開かれる快感に一粒涙が溢れる。

『ぁ…ッ…りえ、だけっ、だからぁ…』

快感で建前が剥がされ本音だけが口から零れ落ちる。お互いそれは同じなようで、開いた隙間を埋めるように上半身を起こし後ろを振り向けば、狙いを定めたように唇に触れる熱。

息をするのを忘れるくらいに
ふれて、からめて、夢中になる。
突起を刺激されながら揉まれる胸も
いちばん奥へと進むように下腹部に添えられた手も
全てが愛おしくて、だいすきで
キスにだいすきの言葉を乗せながら、私は達した。

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