第24章 4人、ベッドで。
リエーフと一緒にお風呂に入り、私の部屋に移動。
一緒にベッドに入ればリエーフが甘えたように私を抱きしめる。
『さっきの…どうだった?』
私の問いかけに枕に埋めた頭を上げたリエーフ。
「んー、楽しかったっすよ。でも、可愛い美優さんは俺の前だけでいいかなって。」
美優さんは?そう聞かれれば、情事を思い出し染まっていく頬。恥ずかしかったけれど、いつもと違う視線や音、感触がなかなか離れていかない。
『気持ち……よかったよ?』
そう伝えるのも恥ずかしくて、リエーフの胸元に体を擦り寄らせれば、大きな手が背中を撫でる。
刺激的。だけれど、優しいリエーフの手に安心したのも事実。胸元に埋めた顔を離し鼻先に口付ければ、ちゅ、ちゅ、と何度も優しい唇が触れる。
『でも、2人でがいい…』
触れる唇の隙間に呟けば、肯定するように唇に触れる柔らかな感触。
「じゃあ今日は寝ましょう。」
促されれば、リエーフの胸に抱かれて目を瞑る。
耳元でおやすみを囁かれれば、そのまま夢の中へと旅立っていった。