第24章 4人、ベッドで。
ゆっくりと中を満たすモノ。
思わず息を吐けば、隣からは堪える声。
「っ…てつろ、しゃ…」
抱きしめた身体はふるふると震え、達した事を物語っていた。
「挿れただけでイったか。この体勢初めてだもん…なっ!」
ゆっくりと抜かれ一気に挿入されれば、莉奈ちゃんは、耐えられないと私に身体を預けて甘く啼く。
リエーフもクロに負けじと腰を送りはじめ、私も余裕がなくなっていく。
「みゆしゃ…」
呼ばれて見ればとろとろの表情の莉奈ちゃん。
お互いに余裕はないがもっと良くなりたい。
私は思わず莉奈ちゃんの唇に自らの唇を寄せた。
莉奈ちゃんは驚きもせず隙間から差し入れた舌を絡めていく。
「締まりっすぎだっつの…莉奈、そろそろ出すな…」
「美優さん可愛い…俺もそろそろ…」
お互いの声に唇を離すと縋り付くように体を寄せて高みに登っていく。
「ふ、あぁ…てつろ、さ…イくっ!!!」
『りえ…も…っ!』
詰まる声。
甘い嬌声。
私達はお互いに体を震わせ絶頂を感じ取った。