第24章 4人、ベッドで。
side莉奈
「はいストーップ。」
不意に引かれる肩。
唇が離れればてつろーさんの胸に抱かれる。
「流石にお強請りは良くねぇんじゃねえの。」
胸下に腕を回されると、うなじに灯る熱。少しだけ強く、軽く跡が残りそうなくらいに噛まれ、思わず啼く。
「てつっ…ろ、さ…それだめっ…」
「駄目っつう割には良い声で啼くよな。」
好きだろ、これ。
言われて、じわり濡れる。
思わず反った首元を撫でられ、甘い声が漏れる。
「莉奈、手ぇ前。」
てつろーさんに言われたままに手を付け前を向けば、美優さんも同じ格好をしている。
目が合えば、とろりと蕩けた目を向け手を伸ばす美優さんに私も手を伸ばす。
「りえーふ、くろ、りなちゃんとぎゅってしていい?」
甘えるような舌足らずな口調に私まできゅんとしていれば、了承を得た美優さんは私に手を伸ばす。
ふわふわな胸元が布越しに触れ、気持ちいい。
「リエーフ、準備できたか。」
「出来てますよ。」
私と美優さん、お互いの背後に相手が添えば、ゆっくりと中を満たしていった。