第24章 4人、ベッドで。
「美優さん、良い?」
耳元で囁かれるいつもの声。
いや、いつもより低く熱を持った声に体を震わせれば、莉奈ちゃんとのキスの邪魔をしないようにとやわやわと揉まれていた胸に刺激が走る。
『っ!は、あんっ!』
いきなりの強い刺激に思わず出た声。
気持ち良い。
でも恥ずかしい。
「美優さんはキスしながら気持ちいいところ触られるの好きですもんね。」
違うと首を振ろうにも、莉奈ちゃんが口を塞いでいるので抗議をすることもできない。
キスと、リエーフの愛撫で感じきった身体。
ぐずぐずの陰部をリエーフが指でなぞり、くすりと笑ったかと思いきや、感じて尖り始めた陰核を下着越しに撫で始める。
陰核の裏という感じる場所をかりかりと爪で刺激され、私はあっけなく果てた。
私がイったことがわかった莉奈ちゃん。
私の口から舌を抜くと、莉奈ちゃんは唾液で濡れた私の下唇を舌先で舐めクロと同じ笑い方でにやりと笑った。