第20章 甘く、はげしい夜。〜旅行2日目、夜〜
side莉奈
ぐいと右足を抱えられ、足を開かれる。
開いた秘部にてつろーさんの硬い肉棒が当てられると、私のナカがきゅんと疼いた。
何度か往復した後、ぐじゅり、と音を立て、てつろーさんの肉棒が入ってくる。
熱くて思わず息を詰めると大きな手が私の頬に添えられ、親指で頬を優しく撫でられる。
「ほら、息しろ。もっと苦しくなるぞ。」
「でも…てつろ、さんの…あついっ…」
そう訴えればてつろーさんの肉棒がどくんと跳ねナカの質量が増す。
「っ…!てつろーさっ!」
「うるせ…今のはお前が悪い…」
非難しようと口を開けば、てつろーさんはその口を閉じようとするようにぐぢゅ、と音を立てて肉棒を最奥へと突き立てる。
私の喉からは情けないけれど、はひゅっと苦しげな息が漏れた。
「てつろーさ…くるし…」
「慣れるまでこのままでいてやるから。」
そう言っててつろーさんは私の顔や頬、首筋、そして胸へと優しく唇を落として行く。
くすぐったくて、気持ちよくて、思わず身をよじりながらくすりと笑ってしまう。
その瞬間、ニヤリ、と笑うてつろーさん。
最奥まで貫かれていた肉棒がゆっくり抜かれていく。
じわじわと駆け上る甘い疼き。
その疼きに身を任せれば、てつろーさんはゆっくり抜き差しを始めた。
「っ…はっ……あっ!てつろっ、さっ!」
「ん?気持ちいいか?莉奈。」
「きもちっ…!きもちーの…もっと…」
素直に感情を吐露すれば、ゆるゆると動かされていた肉棒の動きが少しずつ早まり始めた。
抜き差しされるたびにぐちゅ、ぬちゅっとナカが擦れ合う音が鳴りあう。
粘膜同士が擦れ合う感覚が気持ちよくて思わず声を出せば、てつろーさんは満足そうに笑った。
「気持ちいいって俺に啼いてみせろよ。なあ、莉奈。」