• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年 そのにっ【HQ】

第19章 今年も夏休みは終わらないっ!〜2日目、海!海!海!〜




side灰羽

『りえーふ…』

甘い吐息交じりの声で、美優さんが俺を呼ぶ。
俺の足の間に座った美優さんは俺の顔を見るために振り返った。


困ったように下がった眉毛。
潤んだ瞳。
真っ赤な頬。



やっぱり美優さんのこの顔、好きだ。
戸惑いながら快感を受け入れようっていう顔。



俺しか知らない。
俺があげる快感しか知らない美優さんのエロい顔が好きだ。


「どうしたい?美優さん。」


そう聞けば美優さんは、恥ずかしそうに目を伏せたまま小さな声で呟く。

『きもちよく…して?』

最初は恥ずかしくて言えなかったおねだり。
俺がいつもどうして欲しいか聞くから、言えるようになってきたの、美優さんは気づいてるのかな。

「ここだとみんなに見られちゃうけど…いいの?」

意地悪な言葉で伝えれば、美優さんは小さく首を振り俺にしか聞こえないか細い声でぽそり、呟いた。

『誰もいないとこ…連れてって……?』

そう言う美優さんの声と表情に俺のも反応してきてしまう。
俺は美優さんを横抱きにすると他から身をひそめるように、ビーチから近くの駐車場に向かって歩き出した。


/ 382ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp