• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年 そのにっ【HQ】

第16章 今年も夏休みはおわらないっ! 〜今年も大集合!1日目移動編〜




上野駅から進み出した車はすぐに首都高へと入る。
時間的にも道路が空いているので比較的いいスピードで進む。

順調に進み始めて30分が経っただろうか。
運転手のクロ以外でおやつパーティをしていれば、私のスマホに着信が入る。

スマホをタップすると比較的落ち着いた2人の声が聞こえてきたのでこちらもスピーカーにして話をし始めた。

「順調に進んでいるところ悪いんですが事件です。」

そう言いだしたのは赤葦。

『なんとなく読めた気はするけど…どうしたの?』


「木兎さんの燃料タンクが枯渇寸前です。」

そう言うのは蛍。
おもわず吹き出しそうになる私とクロと莉奈ちゃん。

よくわからなかったらしいリエーフへの説明は置いておいて…

『じゃあ…リエーフ、1番近いサービスエリア、もしくはパーキングエリア探して?』

「了解です!」

そう言ってスマホに向き合ったリエーフはすぐにパーキングエリアを見つけ出した。

「今、三軒茶屋より少し先にいるんですが、次の…みなと…きた?パーキングエリアまでは20分くらいです!」

みなときたってどこよ…とリエーフのスマホを覗き込めば、地図は港北(こうほう)パーキングエリアを指し示していた。

『”こうほう”ね…?じゃあ、そこで休憩…かな?』

私達はお互いの運転手にそれを伝えると、車は目的のパーキングエリアに向かって進み始めた。



/ 382ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp