• テキストサイズ

あいつはねこまのわんこ系少年 そのにっ【HQ】

第12章 獅子、ご立腹。






「美優…?俺が合宿行った後まともに取った食事、俺に教えて?」

うわぁ、”さん”も消えた…
滅多に怒らないリエーフさんを私は完全に怒らせたようです。

『えっと…日曜日は出かけたから昼と夜はしっかり食べました。
月曜からは朝は食パンを…』

「日曜日に買い出し行かなきゃって言ってたけど、行けてないんですよね?パンなんてなかったですよね。」

ばれてる…

『日曜日は本当。
その後ちゃんと作ったのは月曜夜、水曜朝。
昼はパンかおにぎり…片手で食べれるものを。
他は栄養補助食品とか10秒チャージ系を…』


「日曜、ちゃんと食べたか確認します。
誰と出かけたんですか。」


…これ、正直に言ったら余計に怒らせるよね。
でも言わなきゃ言わないで怒られるし…

「美優?」

『…マサちゃん……山岡先生…です。』





…ものすごくどす黒いオーラが漂ってきてる。
怖すぎて後ろ、振り向けない。

『日曜日、横浜に連れてってもらったんです。
その時、お昼に中華街で肉まんとか…いろいろ食べました。
夜はコース料理を…』

スマホの写真を見せながらぽつりぽつりと説明する。

「他には…?」

『後は特に何も食べては…』

「違う。山岡センセに何かされた?」

『…されて、ませ「嘘つき。」

まだ全部言い切ってませんが…

「美優ってさ、嘘つくとき腕に力入るの気づいてないんだ。
腕に力入るから、谷間、いつもよりできてる。」

つうっと胸の谷間に指をはわせ、そう呟く。





「で、俺じゃない他の男に何されたの?」




/ 382ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp