第12章 獅子、ご立腹。
こわい。
ものすごくこわいです。
『えっと…手、繋いで…ぎゅってされて…
きす、されました……』
「キスは軽いの?それともディープ?」
『…深いの。』
「他には」
『ないです。』
はぁぁと深いため息。
それとともにぐいとナース服の胸元がぐいと後ろに下がった。
と思ったらうなじにじりりと小さな痛み。
「美優…?
美優の彼氏は誰?」
『りえーふ。』
「じゃあどうして他のやつとキスしてるの?」
『…ごめんなさい……』
じりっ、じりっ
何度も、何度も灯る小さな痛み。
「本当は怪我してるからナースで奉仕してもらおうかと思ったけど…
ちょっと無理そう。
今日優しくする余裕、ない。」
そう言ってリエーフは私を足の上から降ろしうつ伏せにベッドに倒す。
そのままリエーフは立ち上がると壁の収納に近づき扉を開ける。
中から取り出したのは…ボトル?と何枚か綴りの避妊具。
台所用の洗剤くらいのサイズのボトルを取り出したリエーフは私のところに戻ってくると、私の後ろに膝立ちをする。
「美優、お尻上げて。」
恐る恐るお尻をあげると、リエーフはボトルのビニールを外し、キャップを外す。
とろり、とお尻に液体がかかる。
それをリエーフは私の入り口と秘豆に塗りたくる。
ぬるぬるとした感覚にむずむずする。
『りえーふ?』
そう呼んだ瞬間、つぷりとボトルの先が中に入り、膣の中に液体が入り込んできた。