第11章 獅子のいない1週間。寂しすぎて…&すれ違い編
リエーフは私の顎を指ですくうとにやり笑う。
「美優さん”アレ”だめって言ったじゃないですか。」
『あ…えっと…』
「それに…」
顎をすくった指が動き、着ているTシャツを捲り上げる。
「ブラジャーから胸はみ出てるし下着履いてないし。」
『やっ…リエーフっ』
「俺以外のココに咥えたの?」
昨日の余韻で濡れた膣にリエーフの指が突き刺さる。
『ひゃうっ!』
「俺も久しぶりだから挿れたいけど…」
つぷん
リエーフの指が抜ける。
『…りえーふ……?』
リエーフは私の蜜で濡れた指をぺろり舐めながら衝撃的なことを私に言ってきた。
「美優さん、俺猫又監督に送ってもらったんだけど…
猫又監督、美優さんと話したいって玄関で待ってる。」
猫又監督
玄関
待ってる
『っ!それ一番最初に言うことー‼︎』
私はベッド横に落ちた下着とショートパンツを履くと下着のホックを戻す。
そして、リエーフをその場に置きっぱなしにして、私は玄関に走り出した。