第11章 獅子のいない1週間。寂しすぎて…&すれ違い編
カンのいい方はお分かりかと思うが、これは前リエーフに没収されてしまった、いわゆる……大人の玩具…である。
(ねこわんっ!、第2章より。)
隠し場所は知っていた。
でも、目立つ場所にあったから中々取り返すチャンスがなかっただけで…
っていうか使わなくてもリエーフが満足させてくれる…って今はそういうのいいからっ!
リエーフがいない今日くらいは使ってもいいよね?
私は玩具を持つとリエーフの布団に戻る。
そしてリエーフの枕元にある引き出しから避妊具を取り出すと、玩具の先端に被せる。
そしてソレを枕元に置くと目を瞑り再び身体に指を這わせた。
ー美優さんは本当にえっちですね。
こんなに濡らして。
そう言われたのはお風呂。
一緒にお風呂に浸かっている時に耳元で笑い声に乗せて言われた。
『だ…て……りえーふが触るから…』
ー俺が触るから…何?
『わたしっ…濡れてる…』
リエーフが合宿に行く前の日にしたえっちをなぞるように身体に刺激を与えれば、高まる身体。
ー美優さん、イきたい?
『イ…きたい。リエーフ、イっていい?』
ーイくときはちゃんとイくっていいながら…ね?
私は入り口から滴る蜜を指に絡めると赤く熟れているであろう陰核を擦る手を速める。
甘い痺れが背を這う。
ひくひくと蠢く入り口の痙攣が速くなる。
熱い。
身体…あつい。
『りえ…わたしっ…イっちゃ…!』
ーうん。俺を誘うみたいにちゃんと俺のことだけ見ながらイって?
『ひゃっ!あぅ…あああぁぁぁあんっ!』
びくんびくんと身体が跳ねる。
触らなくても膣口が痙攣してるのがわかる。
イったばかり。
しかし私の手は枕元の玩具に伸びていた。