第11章 獅子のいない1週間。寂しすぎて…&すれ違い編
結局、レポートが終わったのは11時近く。
コーヒーを飲みすぎたからか眠気がどこかに消えてしまった。
とりあえずご飯とお風呂を終わらせたら眠くなるだろう。
そう考えて、私はぱぱっとその2つを終わらせた。
…んだけど、寝るためにお布団に入っても一向に眠気がこない…
お布団に入ってから寝返りを繰り返すだけ。
眠れないからといって汚れた部屋の片付けをする気にもなれない。
さてどうしたものかと悩んで、私はリエーフの部屋に向かった。
リエーフの部屋に入った私はクローゼットを開ける。
そして、中からTシャツを開けるとぽふんと顔を埋めた。
久しぶりのリエーフの香りにぞくり、背中が泡立つ。
えっちなことはリエーフが帰ってくるまで待たなきゃ…
そう思ったけれど4日間、リエーフに触れていない。
そして、生理前だということで私の体は限界だった。
自分のTシャツを脱ぎ、リエーフのTシャツを着ると、私はリエーフのベッドに潜り込む。
布団をかぶればリエーフの香りでいっぱいで、それだけで下半身が疼いた。
リエーフが合宿行く前にあんなにしたのに…
そう思う傍ら、その時のリエーフの声や、体を這う指や舌、そして挿入された硬い肉棒を思い出してしまいじわり、下着を汚す。
付けていた下着のホックを外し、リエーフがするように自分の胸を揉みしだく。
ーねえ、美優さん。ココ、もう硬くなってる。
真っ赤でヤラシイね。
そう言いながらリエーフは合宿前に明るいキッチンで私の胸を犯した。
その時のことを思い出し両方の胸の突起を下からくりくりと摘む。
『り…えーふっ…』
ー美優さん、気持ちいい?
『ん…きもち…』
ーじゃあ、下着の中どうなってるか俺に教えて?
するりと下着に指を滑らすと、入り口は愛液でびしょびしょにぬれている。
『も…濡れてる…』
ーじゃあ、脱がなきゃね?
下着を脱ぐと濡れた秘部につぷりと指を入れる。
浅いところをくるくるとかき回せば小さく声が漏れた。
快感が欲しくてぐぐっと奥まで指を入れるけれど、一番いいところには届かない。
快感で疼く体を起こすと私はベッドから降りる。
確か、ここら辺に…
リエーフのためにと買ったラックと一体型のパソコンデスク。
その一番下のラックの端に、小さな巾着に包まれ隠されるように置かれたそれを引き抜いた。