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禁断の恋

第1章 一目惚れ


「ちょ、咲!首が締まる」
「兄さん、困ってる人にそうゆうのはやめようね?
怖がってるから
君、大丈夫?兄さんがゴメンね?」
『だ、大丈夫です』
「いたた、でも目の前にタイプの子がいたらしたくなるでしょ?この子、すごく好みのタイプだもん」
「はいはい、相変わらず垂らしですね
そういえば詩杏さんから伝言だよ
そろそろ夜の営みしたいから家に来てだって
嫌だろうけどこれも運命だから諦めな
邪魔してゴメンな?」

咲と言われた人は俺にウインクして帰っていった
にしても夜の営みってなんだろ?
和虎さんに聞こうと振り向くと顔が真っ赤に染まっていた

「よよよ、夜の営み?」
「あぁ、和はツンデレだからそういうのに弱かったですね
夜の営みというのは大人の世界のことです
詳しいことはいずれ彼から教わってください
私は知らないので。考えるだけで憂鬱になります」
「そういう希未もヤンデレだよな
ただ単にそういうのしたことないからオレに振ってるんだよね?
行きたくないけど早く行かないとな
じゃあまたね、オレの運命の人♡」

俺の額にそっとキスすると男性は一目散に部屋から出た
そっと額に手を当てると熱くなっている
思わずカァーッとなると一部始終を見ていた敦士が傍に駆け寄ってきてそろそろお暇しようかと言う
コクリと頷くと和虎さんから3枚の名刺を渡されそれを受け取る

「それ、裏に私たちの連絡先を書いてあるので何かあればご連絡ください
すぐに駆けつけますので」
『ありがとうございます』

和虎さんは笑顔で微笑み、俺たちを見送ってくれた





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