• テキストサイズ

ハイキュー!!〈短編・中編〉3

第1章 *.浮気の本能〈二口堅治〉


二口「ちゃんと挨拶するんでっ!ねっ!いいでしょ?!」



ちゃんと挨拶するって.....
なんの挨拶よ。




結婚を前提にお付き合いしています。


かて。



はぁ。



拾ってしまったもの(後輩)は仕方ない。
いちいち、可愛らしい仔犬のような顔をしてくる後輩を、この土砂降りの中、降ろすわけにもいかないし。



あぁぁぁぁあっ、、


私のバカ......。



「わかった、わかった。いこっか!」


少し憂鬱な気持ちで家に向かう。


二口「うわー。さんち、ちょー豪邸じゃん。(笑)」


「別に。ほら、どーぞ?」

玄関をあけて彼を入れる。

二口「おじゃなしまーす!」


母「おかえ、、んっ?!」

「ただいまー。」

二口「すみません、急に押しかけて!今日、お世話になっても...いーっすか、??」



おい、なんだその
イケメンスマイルは。


そして仔犬のような目。


母「へっ、ああっ、うん!もちろん!どうしよう、ちゃんがイケメンつれてきちゃった...!」


ママはどうやらお気に召したようだ。

親もこんな笑顔にやられるとは。


ちょろいな....。


二口「イケメンだなんて。お母さんもお若いっすよ!さんと姉妹に間違えられませんっ?」


な、なんて口ベタ。
/ 37ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp