第2章 *.イケメン彼女〈及川徹〉
先を越された感じが、とてつもない。
いったい、狂犬チャンのなにがいいの?!
肉食なところ?!
たしかに激しそうだけども!!!
京谷「.....。」ジィッ..
岩泉「及川にバレたらダルイから黙ってた。....って言ってるぞ。」
京谷「....。」コクコクッ
及川「なんで岩ちゃん通訳できんの?!?!ニコイチなの?!なんなの?!」
「及川。お待たせ。」
及川「んんんっ!!待ってない!!帰ろっ!」
花巻「切り替えはや。(笑)」
松川「あー、及川。」ニヤニヤ
及川「なにっ。」
松川「俺に感謝しろよー?(笑)」ニヤニヤ
及川「なんのこ、っ、」
まっつんに口を押さえられる。
松川「ジーーっ。後でわかるカラ。(笑)じゃー、楽しんでー?」
「??」
及川「ハイハイッ。また明日ネッ!」
部活動を終えた生徒で賑わう、高校を出て、家に向かう。
と帰るのは何ヶ月ぶりだろうか...。
「及川。」
及川「んー?」
「今日、なんで不機嫌だったの。」
及川「そ、それは色々あるんですよっ。」
「そう。結構ウケた。」
及川「笑い話じゃないしっ。」むすっ
「私さぁ、、」
が顔を上げる。
まっすぐな目。
透き通った茶色の瞳。
吸い込まれそう。
及川「....?なに?」
「すき。及川のこと。好きだよ。」
及川「え...。」
ヤバイ。
ガバッ!!!!!
抑えきれず、抱きしめる。
「っ、ちょ、っ!」
及川「ごめん、、俺のほうが好き。」