第2章 *.イケメン彼女〈及川徹〉
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さっきから、及川がなぜか、とっても拗ねている。
女子生徒「、及川になんかしたの?」
「いや?別に。」
女子生徒「及川、アンタのこと、絶対ダイスキだよね~(笑)」
女子生徒「思う。授業中いつも、見てるしね。(笑)それに、、」
「アリエン。部活行ってくる。」
女子の噂話ほどろくなものはない。
女子生徒「あ、いってらっしゃーい!頑張ってねー!」
女子生徒「はぁ、絶対お似合いだと思うのに。」
女子生徒「ねー。」
ありえない。
毎度毎度、告白されては、振られ。
バレー部部員に慰められる及川を見てる。
嫉妬もしなかった。
だって...
及川「が、」
及川「はさ、、」
及川「って、」
いつも、って。
あ、今日は体育館がハーフの日だから、隣には...
及川「がるるるるっ、、、!!」
松川「なー、俺、めっちゃ威嚇されんだけど?(笑)」
岩泉「ほっとけ。」
そう。
着替えを終えて体育館に入ると、不機嫌な及川。
そして、及川はなんで松川を威嚇してるのだろうか。ちょっとウケる。
松川「あ、ー?」
「ん?」
松川「コイツどうにかしてくんない?(笑)」
「ああ、むり。及川が不機嫌なの、英語終わってからずっとだから。」
松川「英語?何軒目?」
岩泉「午前中だろ。」
「そうだよ。」
松川「まじかよ。(笑)凝りなすぎだろ(笑)」
たしかに。