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ハイキュー!!〈短編・中編〉3

第2章 *.イケメン彼女〈及川徹〉


及川「ここ、わかんない。」


「ここ?ここは....」


わかんない。なんて嘘。
なんか、暑さにヤラレタかも?


及川「って、なに人のノートに書いてんのサっ!」


さぁ?って顔して、運動場を眺める。


”ばか。”そう書かれた隣にぽっちゃりしたウサギ。


「そんなに見られてたら、問題解きにくいし。」


バレてた。



俺が彼女に振られた理由はたぶん。


バレーじゃなくて....。


「なに?」




いやいや!!


ナイナイナイナイ.....!!!

及川さんの彼女候補は、もっと、こう...

「ねぇ、徹っ。すき..../////」


とかじゃないと!!!!


「及川~。なにしてんの?次、体育だよ。」


及川「え!」

顔を上げると、男子が体育服をもって移動している。

女子生徒「~!行こ~っ。」

「はいはい、今行くー。」


女の子といても、男といても、あんまり変わらない。
熱くもなく。冷めてもない。いや、どっちかっていうと冷めてる方?

無気力っていうか....。








あ。




国見ちゃんっぽい。


いや、でも。国見ちゃんみたいに毒舌ではないしな....。


国見(はぁ?)



体育の授業が始まる。


先生「はーい。次回から水泳なー!今日はまだ、水質調査中だから!水着わすれんなよー。」



ああ、きてしまった水泳。


女子の肌が眩しく輝く....!!!



って、


さっきも同じこと考えてた気がする。


先生「今日はバレーな!」


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