第1章 *.浮気の本能〈二口堅治〉
二口side
夜な夜な耳元から聞こえる音楽に目を覚ます。
部屋の電気も消してないし。
なんか、柔らか。
二口「ん..。ん?え?」
自分の腕の中には、さん。
いや、腕の中にっていうより。
俺がつぶしてる...。
え?
生きてるよね?!
ガバっと起き上がってさんを見ると、気持ちよさそうに寝息をたてて寝てる。
二口「よかった...。」
って!
よくないし!!!!
さんから離れた瞬間見てはいけないものがー、、
ねくれあがった、Tシャツ。
白くてスラっとしたお腹。
二口「うっわ、、」
舞にはない、大人のエロさを感じる...。
さわったら、なんか、ちょっと、むちむちしてるし。
正直、かわいすぎる。
さんのサービスショットをなおしてしまうのは惜しいけど。
風邪をひかれたら困る。
二口「さん。すみません。ちょっと、失礼します...。」
ん?
さん、キャミソール着ないタイプなん...
え?
ちょ、
ブラのホック外れてない?!
え、ちょ。
俺、はずすのは得意だけど。
目をつぶってもはずせるけど。
さすがにつけるのは...。
背中を向けられているならまだしも。この状態か...。
さんに抱きつかないと無理だし。