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ハイキュー!!〈短編・中編〉3

第1章 *.浮気の本能〈二口堅治〉


2年ぶりのキスが浮気のキスになるなんて...。




これ、二口くんは記憶が無いわけで。




うん?!



事故だよね?!



うん、うん。


浮気ではないハズ。




わ、私が黙ってれば問題ないし?!



って!!


私、なに焦ってんの?!




って!

まてぃっ!!

私ばっかり、悶々しちゃってるじゃんっ。


そうおもうと、ちょっとムカつくんだけど?!




わたわたしているうちに....


二口「さん...?」


「え、あ、ハイっ。?!」


二口「おれ、寂しい。」


「え、っと?!」



二口「さんがいい。さん。....さん。好き。」



「っちょ、あ、まっ、、」


高校の頃からのクセで、寝るときはいつも部活着だ。

Tシャツの下からスルリと手がはいりこむ。


お風呂上りで温まった身体には、ちょっと、冷たい。



横向きだったのに、いつのまにか、二口くんが私の上にいて。


正直もう、頭がついていかないといいますか...。


二口「さん、あったか、ん、っ、」


首に顔をうずめてくる。

くすぐったいのと、ぞわぞわで力がぬける。


簡単にブラのホックをはずされるし。

動けないし。



二口「.....。スゥ、、。すぅ、っ、んー、、」


えっ、、



ま、まさか?



ねた...?!?!

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