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【おそ松さん】もう二度と恋しないなんて言わないで【過去編】

第2章 お屋敷での共同生活






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「———って狐なのかよ!」


「化け狐だー!」


「きもちわりー!!」


「近寄んじゃねぇよ獣が!」




殴られる



蹴られる


耳や尾が隠し切れなくなって・・・

あぁもう狐に戻ってしまおう。

戻ってしまえばこの場から逃げるのだって簡単なことだ・・・


「うわ!ホントに狐じゃん!」


「尻尾2本あるぜ?」


「妖怪だよそれ!」


「きもちわり!!」


早く

早く山へ


帰ろう

そして二度と下りてくるのはやめるんだ


人間なんて、大っ嫌いだ―――――――――――—―――
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