【おそ松さん】もう二度と恋しないなんて言わないで【過去編】
第2章 お屋敷での共同生活
「おはよう、咲夜、紅夜
こやつに人獣型を見せてやってはくれぬか。」
そういうと2人は目を見開いた。
「あねさま!これ、ここにおいていいんですか!?」
咲夜は喜々とした表情でこちらに問う。
「あぁ、咲夜がそう決めたのだろう?
わらわはそなたにやると言うたからの。二言はない。」
「ねぇさま!に、人間ですよ!
本当によろしいのですか!」
・・・そうか。
紅夜は人間を嫌っていたか。
「あくまでもこやつは遣いとなる。
お前たちのじゃ。
気に入らなければ好きにしてよい。
大丈夫、お前はもう人間よりはるかに強いよ。」
「・・・分かりました」
紅夜は少し不服そうだったが
耳と尻尾を出す。
それにつられるように咲夜も出す。