第2章 〜ハロウィンって何だ?〜
ル「っ!!?」
ルフィはというと、いきなりのことで驚き目を白黒させていた。
私はたまにこうしてルフィを困らせることがある。
好きと言われて照れたり、抱きつかれて動揺したり、
私しか知らないルフィの一面を見れるのがとても嬉しいからだ。
エ「準備は全部私がするから心配しないで!!
ナミとロビンには少し手伝ってもらうかもだけど……」
ルフィから離れてそう言うと、
抱きつかれていたときの動揺がまだ収まりきらないのか、少し曖昧な返事が返ってきた。
エ「じゃ、ありがとルフィ!!楽しみにしててね!!」
ル「お、おう!!楽しみにしてるぞ!!」
そのままバタンとドアを閉める。
ルフィにもちゃんと伝えたし、まずは衣装を作らなくては……。
と、独り言を呟きながら自室に入っていく。
ハロウィンまであと約2週間とちょっと。
やらなくてはいけないことが、山積みだ。
エ「上陸ーーー!!」
ハロウィンまであと1週間ちょっとになった日、必要な材料を買うため街に上陸。
エ「えーっと、カボチャとリンゴ………」
買うものリストを見ながらあちこちの店を回る。
エ「あー、このバッジ可愛い!!マントの留め具に使おう!
あー!!カボチャの髪飾り!!こっちはおばけだ!!!」
と、一人異様にハイテンションになりながらも無事買い物は終了。
エ「あー、買い物たのしーー」