第2章 〜ハロウィンって何だ?〜
コンコンッ
エ「ルフィ、いる?」
ル「おぉ!!いるぞ」
エ「入っていい?」
ル「あぁ!!ダメだ!!ちょっと待ってくれ!!」
中からドタバタと凄まじい音がしてくる。
例えるなら、ベッドから慌てて落っこちるような感じの音だ。
ル「もう入っていいぞ!!」
エ「ごめんね突然、もしかして寝てた?」
ル「な、何でだ?」
エ「ベッドから落ちるような音してたから……」
ル「べ、別に問題ないぞ!!」
エ「そう?ならいいけど。
あ、そう!!あのね、ルフィはハロウィン知ってる?」
ル「ハロ、ウィン?ハロウィンって何だ?うまいのか??」
何でもすぐに食べ物と結び付けてしまうのはルフィの癖なのだろうか?
エ「残念、食べ物ではないかな〜大分おしいけど」
ル「何だ、食い物じゃねェのか。
で、結局何なんだハロウィンって」
ルフィにざっくりとハロウィンの内容を教えてあげる。
ハロウィンの意味、
仮装をすること、
お菓子をもらうこと、
そして、お菓子をもらえなかったら悪戯をすること
私の話を聞いている間、ルフィは目をキラキラさせていた。
特に、お菓子と悪戯のところで。
エ「大体こんな感じ。
で、私今まで一人だったけど、仲間が出来たからぜひみんなで仮装してハロウィンパーティーやりたいなって思ってるんだけど、どうかな?」
ル「よくわかんねェけど面白そうだな!!
いいぞ!!やろう!!!」
エ「やった!!ありがと、ルフィ大好きっ!!!」
そう言って喜びのあまりルフィに抱きつく。