第1章 ギャンブル
それに私の思惑全部分かってることにも腹が立った。
「それに、なんで私には言えて夏音には言えないのよ。矛盾だらけよ。あんた。」
「うん、自分でも分かってる。でもこんな風にしかできなかった。」
ジヨンは切なそうに顔を歪める。
そんな顔しても哀れとか同情なんてしない。
夏音を苦しめるやつはこれからだっていじめてやるわ。
「私に懺悔しても無駄よ。可哀想だなんて応援だってしてあげるほど、私は甘くないわ。これからだって邪魔をしてやるから。」
なんて言いながら私はこいつを信じたくなってしまった。
だから、今、夏音は熱出してるから、今日は帰れと本当のことを教えてやった。
ジヨンはそれを聞いて後ろ髪引かれる感じで急に心配そうにしたけど、私はまだまだ人間できてないからいじめてしまう。
とにかく、私が看病するから邪魔と追い出した。
そんな風にいじめながら、結局、今日のジャケット撮影では助け舟出してしまった。
私には分かるから夏音の気持ちが少しあんたを気にしてるって夏音が幸せになるなら認めてやってもいいのよ。
でも、タップヒョンもあんたと同じように夏音を想ってるみたい。
私、タップヒョンにも、もちろん試したから、あの人も引っかからなかったわ。
だから、夏音の気持ちはどっちに行っても私は悔いはないの。
あんたがこれからどうでるかよ。