第1章 ギャンブル
今日はジヨンたちがジャケット撮影だからと私たちは久々に、真昼間の休みがもらえた。
洗濯、やってしまおう。意気込んでいたら、社長から電話がきた。
世の中、そんなうまく休みがもらえるわけないわよね。なんかあると思っていた。
呼ばれて行った所はジヨンたちの撮影場所だった。
なんだろ?雑用いるのかな?
前室に行ったら、プロデューサーが早速近寄ってくる。
「あぁ~、来てくれたか。とりあえず、これに着替えて」
渡されたのはヌーブラと白いビキニの下…
なんだろう…私、ついにグラビアデビューなのでしょうか…
顔出しは勘弁なんだけど。
「あ、あの、社長に言われてません?大々的に顔出しは…」
「知ってるよ。背中だけ貸してくれればいいから」
「え?」
「とにかく、着替えて」
仮設のフッティングルームに押しやられて着替えるしかなくなる。
着替えて胸を隠しながら出て行ったらジヨンたちも準備が終わったのか前室に集まっていた。
「ヒュー、夏音ヌナ、色っぽい~♪」
早速、スンリにからかわれてしまった。
他のみんなはあんぐりといった感じで驚愕していた。
「お目汚しを」
私は恥ずかしくてペコっとお辞儀して一歩下がる。
「そんなことないよ。スンリの言う通り、色っぽい。眼福いただきました。ありがとう。」
タップが恥ずかしげもなく、素直に言うからこっちが恥ずかしくて真っ赤になった。