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魔界はーれむ。【R-18】

第1章 魔界


「熱い………」

熱くて硬くて、ぬるぬるしている。初めての感触に少し戸惑ったが、それもほんの一瞬。私はそれを優しく撫であげた。

「ひあっ、んっ!もっ、と……!もっと、激しくっ………んぁあっ!」

男の人のモノを見たのも、触ったのも初めて。なのに、私はどうすればいいのか、全てを知っている。

素質がある、というわけではない。言うならば、初めからその知識が当たり前のように私の中に存在しているのだ。

「私のも……触って………?」

どうして?
とても気持ちがふわふわする。私はこの行為を求めていた。そう、思うくらいに自然に私は彼に求めた。

「おうじょ、さまぁっ………!」

ミアーシェが私のドレスの裾を捲りあげ、下着を横にずらして、直接、濡れているそこに触れた。

「んぁああっ!きもち、いっ……んぅっ……!」

彼が私のそこに指を出し入れする。体内に入ってくる異物感が、とても気持ちよく感じる。

「王女様の中………気持ちいい……」

いつの間にか、私は彼のモノを擦るのを忘れ、ひたすら襲ってくる快感に体を反らせた。

「イキそうですか………?」

イクってなに?
そう思いながらも私は、イク、と連呼した。

「イクっ………イッちゃ、うっぁ………んっ!」

ミアーシェは右手で私の下を触り、空いた左手で私の右の胸を弄った。そして、左の胸を舌で弄ぶ。

「ここも……硬く、なってます、よ……?そんなに、はぁっ、気持ちいいんですかっ……?」

熱くて甘い吐息混じりに、上も下も弄られ、もう私の頭の中は真っ白だ。

「きもち、いいっ……んぁあっ!イクっ、イッちゃう………っ」

いつの間にか、攻める立場が逆転していることにも私は気づかず、快感に身を任せた。

「んぁあああっ!」

体がびくん、と跳ねる。
これがイク、ということなのだろうか。

「王女様────………っ!」

股に挟まれていた脚を退けられ、私は力なくその場に座り込んだ。少し潤んだ目でミアーシェを見上げると、彼は真っ赤な顔で私を見ていた。

「私、なんてことをっ!」

ミアーシェは口を押さえ、目を見開いて私に背を向けた。

「ドレスを……な、直して………ください………」

見ると、私は胸をあらわにしている状態で、なんとも酷い有り様だった。
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