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魔界はーれむ。【R-18】

第1章 魔界


何故だろうか。
体が熱い………。異常なくらいに体が熱い。

今まで、誰かにキスなんかされたことなかったから?だとしても、こんなに体が火照るだろうか。

しかも、下半身がむずむずする。
無意識のうちに、腰を振ってしまう。もう、私が私ではないみたいだ。

腰を振り、私の股に挟まれたミアーシェの脚とそこが擦れれば擦れるほど、甘い痺れが体を刺激した。

「んっ………はぁ、んぁっ……」

私ってこんなんだった………?
私じゃない………こんなの私じゃない!

そんな意志を無視して、腰がどんどん激しく動いていく。

「王女、様………」

ミアーシェが鎖骨から唇を離し、熱っぽく囁く。その息が私の皮膚を撫で、更に快感が私を襲った。

「ひぁっ………」

「っ………、王女様………!」

いつも涼しい顔をしているミアーシェの頬は蒸気し、もう余裕などなさそうだった。声も熱っぽい。

いつの間にか、私の両腕を拘束していた手は外れ、彼は両腕で私を強く淫らに抱きしめていた。そして、私の鎖骨、首、耳へと、先程されたのとは違う、荒々しくてそれでいて優しいキスを落としていった。

私もまた、彼の首に手を回し強く抱きしめた。

「王女様っ………」

ミアーシェが更に私との距離を縮める。彼の脚が下半身に少し強く当たり、体がびくりと跳ねた。その拍子に、私の脚が何かに当たる。そっと、視線を移すと、ズボンから膨れ上がっているモノがある。

「これ………」

私は自由になった手でそれにそっと触れる。

「あぁっ………んっ、おうじょ、さま……だめっ………!」

そう言いながらも、ミアーシェはそれを私の手に押し付ける。強く私に抱きつき、私の肩に顔をうめるミアーシェを見ていると、すごく淫らな気持ちになる。荒い吐息が私の耳をくすぐり、更に刺激される。

「んぁああっ、きもち、い………おう、じょさまぁっ………もっと………っぁ!」

激しく擦れば擦るほど、ミアーシェの喘ぎは甘くなっていく。こんなことするの初めてなのに、勝手に手が動く。どうすれば気持ちいいのか、手に取るように分かる。

「おねがっ、直接……さわ、てっ………んぁっ!」

私は言われた通り、彼のズボンのチャックを下ろし、下着をずらし、大きくなった彼のそれをあらわにする。
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