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笑って、泣いて

第2章 準備



「銀時は、シスコンだったのかい」

「はぁ?ちげーよ、ババア!!小春ちゃんは、18歳ですゥ」

な?と、小春に話しかける。
顔を赤くしている小春は、こくこくと頭を縦に振る。

「あら、それは申し訳ないことしたね。歓迎ってことで、今日はうちで食べてきな」

「やった、ありがとな!小春ちゃん」

「小春サンキューアル!」

「おぉーい!お礼いうところ違うでしょうがァァァ」

新八は、2人にツッコミを入れる。

「ふふふっ」

小春は、その光景を楽しそうに眺めていた。
私もいつか仲間に入れたらななんて思いながら。

「神楽とぱっつぁんは、そっち座ってろー」

と、ボックス席を指差し小春をカウンター席に下ろし、銀時もその横に座る。

「何飲むんだい?」

「じゃあ、俺はビール…っと、小春ちゃんは?」

「オレンジジュースで」

「はいよ」

お登勢さんは、手際よく準備する。

「たま、これそっちに持っていってくれるかい」

「かしこまりました」

たまはお登勢さんに渡されたご飯やら飲み物がのったおぼんをボックス席へと持っていった。

「今のは…」

「今のは、たまって人間型ロボットだ」

「へぇ…あの、猫耳生えてるあの人は」

「あれは、見なかったことにしようか」

それから、
みんな飲んだり食べたりと騒いで騒いでめちゃくちゃだった。
ほかのお客さんもいるのに…お登勢さんは、営業妨害だなんだかんだ言っていた。

「あ、ババア…布団とか残ってねーか?」

「布団ねぇ…余ってるのあるにはあるんだけど」

お登勢さん考えているようだった。
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