第2章 準備
~銀時side〜
「はぁ、」
小春ちゃんが風呂に入って間もなく…
神楽も寝ちまって…俺はテレビをつけながら小春ちゃんが出てくるのを待っている。
とりあえず、布団は引いたが…
まじで、二人で寝んのか?!
あんな美少女と、寝るなんて考えるだけで…
銀さんの銀さんが起きちゃうよ?!夜なのに!!夜だから!
「上がったよ~って、神楽ちゃんは?」
振り返ると、薄ピンクの浴衣型の寝巻きを着た小春ちゃんが立っていた。
可愛んですけどォ!?
しかも、髪の毛軽く縛ってるしィ?
幼いけど色っぽいみたいなァ?!
じゃなくて、平常心。平常心っと…
「神楽なら、寝ちまったわ。奥の部屋に布団引いてっから、好きな時に寝てくれ」
あれ?普通に喋ってるつもりなんだけど…
冷たくなァい?銀さんこんなキャラじゃないんだけどォ?
「あ、ありがとう」
「じゃあ、風呂入ってくらァ」
違う!もっと、小春ちゃんと話してたかったのにィ!
お風呂に行かないといけない雰囲気にしちまったから、
俺は黙ってお風呂に入る。
出たら話せばいいよな。