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笑って、泣いて

第2章 準備


〜小春side〜

─────チャポン

「ふぅ…」

今日は、いろいろあったなぁ。
あの時銀ちゃんに助けてもらわなかったら、どーなってたんだろう…考えただけでも恐ろしい…。

でも、かっこよかったなぁ。

しかも軽々と私のこと持ち上げちゃうし…

私、人生で初めて一目惚れしたかも…//
あ、恋したのが初めてだった。
ってことは、私の初恋ってことだよね?きゃぁぁぁ///

しかも、これから一目惚れした人と同居みたいな感じだし…
きょ、今日なんか一緒に寝るわけだし…//

いやでも、小さい頃からよく近所のお兄ちゃんとお泊まりしたりしてたから別に緊張することでもないんだけど…

って、私気持ち悪いっ!

───────ザブッ

潜って、一旦リセットさせる。

神楽ちゃん、可愛かったなぁ…
なんか、妹みたい…ふふっ。
でも、私より身長高いんだよねぇ…?

新八くんは、お母さんみたいな感じかな?
礼儀正しくて、ツッコミ担当っぽい。

お登勢さんは、素敵な人だった。
優しいし、、あ、私、銀ちゃんに一目惚れしたってこと言っちゃったんだった。恥ずかしい//

「はぁ…よし!」

私は、薄ピンクの無地の浴衣型の寝巻きに着替えて茶の前へ行く。

「上がったよ~って、あれ?神楽ちゃんは?」

「神楽なら、寝ちまったわ。奥の部屋に布団引いてっから、好きな時に寝てくれ」

「あ、ありがとう」

「じゃあ、風呂入ってくらァ」

あれ?行っちゃった。
もう少し話せるかと思ったのになぁ?

まぁ、いいや。
待ってよう。銀ちゃんのこと。

私は、布団の上に寝っ転がりながら待っていたんだけど…
気づいたら夢の中にいた。
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