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十四郎の恋愛白書 1

第4章 No.4


その時、無線から山崎の声が入った。

『取引先が現れて、今、ブツを交換しています!』

一気に空気が緊張に包まれる。
ゆきもビクッと肩を揺らすと、オレを見た。

『よし!突入だ‼︎』

無線機から響く近藤さんの一声で、突入部隊の隊士たちは一斉にドアを蹴破り、窓ガラスを割り、廃ビルに入って行く。

オレはゆきが急いで駆けていくのを確認すると、隊士に続き、窓枠を超えて廃ビルに進入した。

「御用改めである!真選組だ‼︎」





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