• テキストサイズ

逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第10章 虚威


「達央さんこそ、こんな時間に女性の家に上がっちゃダメじゃないですか?」

「は?」

ソファーに両手を付いてグイッと顔を近付ける日菜乃。

「あはは。引っ掛かったのは俺の方か。」

首に手を回され、跨がられる。

長い髪が俺の頬を撫でた。

「ちょっとイヤなことがあって。」

「忘れさせてもらえません?」

妖艶に微笑むと年齢以上の色気を感じる。

「何だかよく分かんねーけど。」

「楽しませてくれるなら。」

肩に手を掛け、唇を寄せた。
/ 549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp