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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第60章 還御


「日菜乃ちゃん。おはよう。」

「もうお昼過ぎだけどね。」

髪を撫でられ、頬に触れるくすぐったさに目を覚ます。

「おはよう…ございます。」

「用意できたらリビングに来てね。」

「ごはん出来てるから。一緒に食べよう。」

そう言って、背中を向ける。

カラダを起こせば、数時間前の情事の跡が流れ出る。

やっぱりこれは現実。

まるで夢のように、何も無かったみたいにいつも通りの時間が流れてる。

今まで通り。

アナタがそれを求めてるなら…

私が出来る最善策を。

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