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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第53章 躊躇*


酔いの回るヒナを支えながら、自宅に連れ込む。

エントランスの柱のミラーが俺とヒナの姿を映す。

「本当に最低な男。」

腕を肩に掛け、千鳥足のヒナをエレベーターに乗せる。

誰も乗り込んで来ませんように。

まさか素面でこんな事するなんて…

いや…酔ってたって有り得ないことだけど。

誰も乗り込みませんように。

切に願うよ……。

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