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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第47章 冀求*


「本当はもっと沢山触れたい。」

「でも…」

「震えてるキミに無理に触れようとは思わないよ。」


「ボクたちの関係は今日限りじゃないしね。」

ボクの笑顔は違和感ないかな。

そっと抱き締め頭を撫でる。

腕の中に閉じ込めた小さなカラダは微かに震えている。

「怖い?」

自分でも分かる。

声が上ずった。

もっとドンと構えていたいのに…

どうしてこんなに頼りないんだろう。

情けなくなるよ。

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