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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第47章 冀求*


ずっと触れて欲しかった。

でも…いざ触れられるとどうしたらいいのか分からなくなるの。

ようやく発する声は自分でも驚くくらい小さい。

今までの威勢の良さは何なのよ…

虚勢だってやり続ければ自分の物になると思ってたのに。

私は強くない。

改めて実感する。

臆病な自分を隠すために。

自分を守るために。
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