第39章 錯綜*
「っ!タツっ…」
「激しすぎっ…っ」
「あ?激しいの好きだったろ?」
後ろから攻め立てる女の尻を叩く。
「やっぁ…」
「こんな時間に来て…んっ…はぁ」
「それに…何ヶ月も連絡もっ…しなかったくせにっ」
「うるせーよ」
一気に引き抜き、奥まで貫く。
「やぁっ…そこっ」
ガンガンと突き上げ、奥をグリグリ擦る。
「奥っ…苦しっ…」
執拗に奥を攻め立てる。
「タツっ…抱き方…違うっ」
「今の女のコは…んんっ…それが…好きなの?」
からかうように俺を見上げる。
「うるせーって言ってんだろ?」
腰を掴んで、抽出のスピードを上げる。
「タツっ…バックじゃイけないっ」
「本当にうるせーよな…お前。」
カラダを反転させて、向かい合う。
「その人の変わり?」
「それなら顔が見えない方が良いでしょ。」
「こっちに来て。」
そう言って、俺の首に手を回し耳元で囁く。
「何て呼んで欲しい?」
「……タツ…さん…」
クスクス笑う声。
「いいよ。タツさん?私をめちゃくちゃにして。」
それを合図に、わざと秘芽に当たるように抽出を開始する。
「気持ち良い…もっと」
腕に込められる力。
滴る汗。
今頃、アイツらもやってんのか?
そう思うだけで、胸の奥が痛い。
「イきそっ…もっと…頂戴っ」
首筋に噛み付き、吸い上げる。
「ぁっ…やっ…もっと…してっ」
耳元に唇を寄せる。
「黙ってろ。」
口を手で覆えばくぐもる嬌声。
「苦しっ」
指の間から微かに漏れる声。
瞼を閉じて、スピードを速めれば一気に狭くなるナカ。
俺も限界が近い。
何度か小刻みに震える内壁に俺も奥へ欲を吐き出す。
「ヒナ…っ…」
小さく呟くと背中を優しく撫でられた。