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逢ふことの(裏)~声優さんと一緒~

第35章 艱難


差し出されたカクテルは透き通るような暗めのオレンジ。

「カカオフィズ」

「ありがとう。」

「さて。恋の悩み?」

見透かすような視線に顔を伏せる。

「どうかな。」

苦笑しながら、カクテルに口を付けた。

「カカオフィズ。意味は?」

「『恋する胸の痛み』」

見上げるとユキは得意気に笑った。

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