第29章 陶酔＊

服を剝ぎ取ると同時に飛び込むシルシ。

大分薄くなってるけど、間違い無くキスマーク。


この部屋に通ってる俺の知らないオトコ？


それとも…櫻井さん？


『じゃあ、俺が手を出しても問題ないね。』

もう手ぇ出してんじゃないですか？


まぁ…別にコイツと恋人同士って訳じゃないし。

とやかく言う資格なんて……。

そう。

コイツの中に誰が居ようと構わない。

今、この瞬間は俺だけのモノ。