第19章 讒訴*
「さて。」
隠った熱はすぐに発熱する。
「あっ…はぁ…」
次に誰が来るか分からないものの、せっかくここまで来たんだから。
ずっと我慢して来た。
やっとこの感覚に溺れられる。
首に手を回し、何度も何度も抽出を繰り返す。
瞼を閉じて快楽を満喫。
達央さん?もっとちょうだい。
何度も何度も引いては寄せる波のように私を攻め立てる。
どんどん上がり続ける熱は、私を絶頂へ。
「もっ…イっちゃうっ」
絞り出すように声を発すると同時に達する。
カラダに力がこもり、下腹部は意思に反して痙攣を起こし繋がるモノを締め付けた。
その感覚も残さず味わいたいの。
「はぁっ…」
「くっそっ…ヤバっ」
「ぁっ…んっ」
「出るっ」
そう言うと、達央さんは私を抱き上げズルッと引き抜き欲を外に吐き出す。
個室の壁を伝っていった……。