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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第8章 夜はこれから


部屋に入るや否や、おそ松にベッドではなくぬいぐるみに押し倒される。

2人、ではない。

カラ松とチョロ松も一緒だ。


普段だと2回戦目はペアが変わるだけで人数までは変わらないんだけどな。

珍しい。


お「そんなに2人が気になっちゃう??
おにーちゃん妬いちゃうよ?」

「違、んんん」

反論の言葉を発するはずだった舌はおそ松のそれに絡められている。

多分、一松といい勝負するくらい、おそ松は嫉妬深い。

というか、束縛が激しい。


『ほかの5人』が『弟』でほんとに良かったと思う。

でなきゃ多分、比喩じゃなくとっくに殺されてるんじゃないかと思う。


この六つ子は揃いも揃ってほんとにみんな狂ってる。


・・・それが好きなあたしも大概狂ってんだろうけどね。


お「柚葉、愛してる。」

笑う、というよりは、はにかむと言う方がしっくりくるその笑顔はあたしの感覚を麻痺させる。

これはいけない事?

許されない事?

あたしはひどい女?



・・・でも。
7人みんな幸せだから。
それでいいの。

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