【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第8章 夜はこれから
もう終わってたのね、と
先に来ていた二人に声をかけながらタバコに火をつける。
「おつかれさーんっ、柚葉!」
「っと、危ないでしょ、おそ松兄さん。」
すっぽんぽんで勢いよく抱き着いてきたおそ松に
仕事+ハッスルで疲れ果てた体は大きくよろけるが
いつの間にか後ろに回っていたチョロ松の腕に支えられる。
・・・さすがチョロちゃん。
チ「チョロちゃん言うな」
「あれ、声に出てた?」
お「出てた出てた。それはもうばっちりと。」
胸の間に顔をうずめたまま喋るおそ松。
お「柚葉〜。
おにーちゃんまだ足りないんだけどぉ。」
・・・。
だから今日は断ろうと・・・。
チ「・・・柚葉ちゃん、実は、僕も・・・。」
カ「おいおいブラザーにハニー、俺を忘れちゃぁいないか?」
「・・・んー、じゃぁあたしの部屋行こーよ」
カ「・・・ぇ?」
『あたしの部屋』は多分、この家の部屋の中で
一番大きい。
そしてあたしの一番好きな空間だ。
隣のト〇ロの大きなまぁるいベッドに、
世界的に有名な猫の某キャラクターのグッズの数々。
魔〇の宅急便の猫の大きなぬいぐるみ。
海外の系列のスーパー(?)で買った3mのクマのぬいぐるみ。
要は好きなキャラクターの、大きなぬいぐるみで埋め尽くされている。
好きなキャラクターが敷き詰められたベッドみたいなもんで。
そりゃぁ居心地いいに決まってる。