【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第7章 あれから四年
今日はよく泣かされる日だ。
明日は目が腫れてるだろうなぁ。
僕ら、お風呂はいてくるね!と、十四松を除いた5人はお風呂に行った。
ソファに寝転がって左手の薬指を眺める。
そこにはさっきもらった指輪がはまっている。
ついつい頬が緩んでしまう。
結婚は出来ない。
名前も、変えられない。
でもね、そんなのどうだっていいんだよ。
私の幸せは6人とともに日々を過ごすことだ。
普通の幸せなんていらないよ。
今が一番幸せだもん。
きっとこれ以上の幸せなんてない。
そんなことを考えてるとフワッと体が浮く。
「柚葉ちゃん、疲れたでしょ!?
先にベットいってよー!」
十四松にお姫様抱っこされる。
バランスを崩しかけて慌てて首に手を回す。
「もう、いつも突然持ち上げるのやめてって言ってるのにー」
頬を膨らませれば
「えへへ、ごめんね!」
と額にキスが落とされる。
・・・十四松にはかなわないなぁ・・・。
十四松、というよりは
六つ子みんなに、だな。