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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第7章 あれから四年


「改まって、どうしたの?
それに、今までもう既にいろんなものもらっちゃったよ?」

この六つ子はとことん私に甘い。

買い物に出て、これ可愛いなぁと漏らせば
次の日には誰かが買ってきてくれたり
あれ食べたいと言えばその日の夕飯だ。

「みんなでね、選んだんだ」

そう言ってトド松が取り出したのは
リボンの掛かったちいさな箱。


ねぇまってよ。
その箱って。
・・・期待しちゃうよ。


「柚葉、立って?」

私の手を取って引き上げるおそ松。

立ち上がれば六人全員が私の前で片膝をつく。


お「俺達の関係はさ、普通じゃないじゃん?」

カ「それでもやはり、俺達は柚葉を愛してる」

チ「それに、普通を願って手放すことなんて出来ない」

一「・・・手放すぐらいなら、柚葉殺して僕達も死ぬ」

十「わがままだよねぇー!」

ト「受け取ってくれるかな?」


そう言って開けた箱の中には指輪。

お「結婚は出来ねーけど、ずっと7人でいてぇ」

十「やっぱりわがままかなぁー・・・」
不安な顔をして見上げる6人。



勘弁してよ、また泣きそうだよ・・・。


「おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松
あなたたちと生涯を共にさせてください」

そう笑えば不安そうだった顔が一瞬にして笑顔になる。

6人のその顔が、私は一番好きだよ。
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