【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第7章 あれから四年
カラ松が準備してくれたバスローブを着て
一松がくれた猫のスリッパをはいて
トド松がくれたタオルキャップを被る。
お風呂一つで
こんなに大切にしてくれてるのが分かる。
例のごとく十四松に手を引かれ、
リビングへ行く。
「「「「「「柚葉、いつもありがとう!」」」」」」
・・・・え、ウソ。
リビングの扉を開いた先には
たくさんの料理にデコレーションされた部屋。
「え、なに、どうしたの、誕生日でもないのに」
「なーに言ってんの!
俺らが初めて会った日じゃん!」
目の前で6人がほほ笑んでいる。
だから今日みんな変だったの…?
あー・・・泣きそう。
待って、ダメ、ちゃんと一人一人の顔を見たい。
ちゃんと記憶しておきたい。
そう思うのに視界はすぐにぼやけだして。
彼らにあってから泣き虫になったなぁ。
「へへ、おにーちゃん張り切っちったわ」
「今宵はgreatな夜にしようじゃないか」
「いつも、ありがとう!」
「ヒヒ、僕らが覚えてないとでも思ってたの。」
「柚葉ちゃん!大好きーー!」
「たまにはこういうサプライズもありだよね?」
ちゃんとはっきり6人の顔見たいのになぁ
まだうれし涙は止まってくれない。