【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第7章 あれから四年
お湯のとは違うぬくもりが肌に触れる。
違うよ、出会った時から私はずっと支えられてる。
「それに、お仕事したくなったら
僕達と一緒にすればいいよ」
”俺達”が”僕達”に変わる。
十四松の甘えた声が耳のすぐそばで聞こえる。
あぁ。
彼らは何でこんなに甘やかしてくれるんだろう。
いつもの冗談なら、考えとく、って軽く返せるものを。
そんなに真剣に言われたら返せないじゃん。
・・・仕事、やめちゃおうか、って思っちゃうじゃん。
「よし!そろそろあがろっか!」
ザパッと音を立てて立ち上がる彼は
もういつもの笑顔で。
さっきまでの色気はどこへ行ったのやら。
ほんとにもう。
やっぱり今日はみんななんか変だよ。