【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第7章 あれから四年
「たっだいまぁー!」
一緒に帰って来たはずの6人の「おかえり」に出迎えられながら靴を脱ぎ捨て、服も着替えずソファに寝転ぶ。
「もう、靴ぐらいちゃんと脱ぎなって
毎日言ってるのに」
チョロ松が玄関で文句言ってるのをごめんねーと聞き流しながら
急激に襲ってくる眠気に目を伏せる。
「柚葉、先にお風呂入っておいで?
それとも僕と入る?」
優しい声で囁くように言ったトド松の声にずりい、じゃぁ僕も、とうるさくなる。
あぁ、眠いのに。
重い瞼を開く。
「じゃぁ、みんなで入る?」
と提案すれば、いつもワイワイと喜ぶはずの声が今日はそこにはなかった。
ん。
珍しいな。
何かあったのかな…。
「今日は、俺と二人で入りマッスル!」
最初に提案してきたトド松さえ何も言わず
十四松が私の手を引く。
「ほら、ゆっくり入ってこい」
とカラ松に渡されるバスローブ。
んー。
やっぱみんな今日おかしい。