【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】
第6章 松野家流おもてなし
「はいはい!じゃぁ俺からな!」
とスクっと立ち上がったのは赤のお兄さん。
「松野家長男、松野おそ松!
カリスマレジェンド!夢は人間国宝!」
人間国宝が夢って。
ふふ、と思わず笑みがこぼれる。
おそ松さんと入れ替わるように立ち上がったのは
青のお兄さん。
「松野家に生まれし次男、松野カラ松だ。
静寂と孤独に愛されし
「松野家三男、松野チョロ松
この中で唯一の常識人だよ」 えっ・・・?」
カラ松さんを遮って緑のお兄さん、もとい
チョロ松さんが自己紹介してくれる。
カラ松さんって中二病?
チョロ松さんが唯一の常識人ってことは
逆に言えば他5人はみんな常識はないってこと・・・?
「松野一松、四男。
別に、覚えなくていいから…。」
あ、猫抱えてる。
可愛い。
「はいはいはいはーい!!
僕ね!十四松!五男だよ!!
好きなことはね、やきう!やきうすき!
んーとね、あとは、あとはねー」
十四松兄さん、落ち着いて、とあきれた、
でも優しい顔で言うのはトド松君。
「僕のことはもう分かると思うけど
僕は末弟、トド松だよ。あらためてよろしくね?」
「ってことで僕たちが松野家の六つ子、だよ!」
ニコっと笑ってウィンクする。
あざとい。
絶対狙ってやってる。
けど可愛いから許そう。