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【おそ松さん】六つ子におぼれてみる気、ない?【R18】

第6章 松野家流おもてなし


「おーいトド松ー」


一階からトド松君を呼ぶ声。

「あ、おそ松兄さんだ
柚葉ちゃん、下、いこっか」

あ、飲み物

ふと思い出してバックを漁る。


あれ?
ない。
入れたと思ったのに。

あ、そうだ、今日朝それどころじゃなくて・・・
水筒持っていくの忘れたんだ。

「何か探してるの??」

水筒!と言いかけて声が出ないことに気付く。

あぁ、習慣って怖い。
声でないのってこんなに不便なのか。

『水筒探してたんだけど、
そういえば今日持ってき忘れちゃったんだった』


トド松君にLAINを送る。

一言会話するのにこんなに時間かかる。


・・・このまま声出なかったらどうしよう?


ふとそんな考えが頭に浮かんで
急激に不安が頭を支配していく。


ひゅ、と喉で音がする。

どうしよう?
このままなの?
なんで声でないの?
これからどうしていこう?
仕事は?

「あ、喉乾いた?
そこにチョロ松兄さんが淹れたお茶が・・・柚葉ちゃん!?」
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